1年前の3月、健康診断で大腸がんが見つかり、S状結腸20cmとリンパ節を腹腔鏡で切除しました。

35歳で発症し、原因は遺伝子ではないかという事で「遺伝カウンセリング」を受ける事に。

 

昨年は仕事を始めたり、そのため体力が持たず 毎日いっぱいいっぱいで更新出来ず。

遺伝子検査(マイクロサテライト不安定検査)の結果が陽性で、

確定診断のために専門病院にかかる事になった…という所で止まっていました。

 

(参考記事)「【35歳で大腸がん】癌にかかりやすい体質?遺伝子検査の結果は…。

 

仕事を辞めて体調を整えている 今、当時の事を振り返って少しずつ記事にしています。

 

 

●遺伝子検査の確定診断を受けるまでの流れは…

 

まず最初に、遺伝性の大腸がんについて。

ものすごく簡単に言うと、

 

「大腸癌や子宮体癌など、ある特定の癌になりやすい体質」

「遺伝子がコピーミスをしてしまい、癌にかかりやすくなる」状態。

 

癌は「日本人の2人に1人はかかる」と言われているものの、発症年齢はだいたい60歳くらいから多くなりますよね。

30代で大腸がんになるのは稀で、

飲酒や不摂生など「大腸がんになりやすい習慣」に当てはまらない、健康的と言われる生活をしてきた私。

 

そうなると、原因として考えられるのは「遺伝」。

 

私の親族の病歴を見ると 遺伝の可能性が高いと思われるので、

手術で切除した腫瘍を検査に出す事が、癌と確定した診察の時に決まりました。

 

ちなみに、私の両親の家系(祖父母まで)で

・すい臓がん 4人

・卵巣がん

・腎盂腫瘍

・胃がん

・脳腫瘍 2人

…と、癌にかかった人が多い!

私が大腸がんになったから、下腹部の癌はほぼコンプリート…?(^^;)

 

*****

 

切除した腫瘍を検査機関に提出した「マイクロサテライト不安定検査」。

陽性だったので、確定診断のために専門の病院を紹介されました。

 

ー蟒僂鮹甘した主治医が、専門医へ紹介状を書く

既に遺伝の担当医に連絡済みとの事で、私の都合の良い日に予約を取るだけの状態に。

 

∪賁臧賊,如岼篥船ウンセリング」の予約を取るため、自分で電話。

 

この時「親族の病歴を知りたいので、調べておいてくださいね」との事でした。

 

診察当日。

 

確定診断を受けるまでの流れは、これと言って大変な事はないかなと。

癌と診断→手術、この流れが一番の山場ですかね。

 

 

●「遺伝カウンセリング」当日の様子は…

 

初めてかかる病院なので、いろいろと手続きがあるため 予約時間の30分前には到着。

初診受付で、問診票の記入や保険証の提出、身長・体重測定、

半個室の様な仕切りがあるスペースで、

「この病院にかかる事になった経緯」「家族の病歴」「現在の体調」など、

「病気に関連する事はすべて話したぞ!」ってくらい質問がありました。

まぁその方が安心ですね。

 

その後、遺伝カウンセリングが行われる診察室があるフロアへ。

完全予約制なので、待合室に付き添いと思われる人が数名いるくらい。空いてました。

 

私の前に診察を受けていた方は、診察室からもたくさん人が出てきて、

付き添いの人が「親族全員?!」ってくらい多くてビックリ。

一方 私は、1人。

そういえば、入院の日も1人、妊娠中の診察も退院の日も1人だったな…。

「ご家族の方は?」って聞かれる事があるけれど、だいたい1人です。

夫が仕事って事もあるし「1人で十分だよね?」と気にしていないかな。

話の内容を覚えきれなかったりしそうなので、メモは持参してます。

そういう面では、自分以外に誰かいてくれた方が安心ですね。

 

 

さて、名前が呼ばれると…

 

診察室に行く前に、遺伝カウンセラーさんと別室でお話。

 

・親族の病歴

・大腸がんになって、どうだったか

・遺伝性の癌についてどう思うか

・遺伝性の癌についての説明

・遺伝子検査についてどう思うか

・検査を受ける意思はあるか

・本当に検査を受けてもいい?本当に?もし確定になった時、耐えられる?

 「結果を受け止められず、耐えられない」と検査を辞める人もいるけれど、大丈夫?本当に受ける?

 

と、内容はこんな感じ。

 

私としては「今すぐにでも!早く検査を!」という気持ちなんですが、

「検査を受ける」という事に関して とても慎重な姿勢が感じられました。

 

確かに、自分の力ではどうしようもできない「遺伝子」というものの影響で、

「あなたは、いろいろな癌になりやすい体質ですよ」という事が確定されてしまう…。

しかも、子どもに遺伝する確率は 男女問わず2分の1、という高確率なもの。

 

人生において 一大事であり、一大決心でもあります。

重大な秘密が暴かれてしまうような、重大なプライバシーをさらけ出してしまうような、不思議な気持ちもあります。

 

遺伝カウンセラーさんは、遺伝が原因かもしれない事に対する不安や、

入院・手術を乗り越えた事、癌になった事など…いろんな感情に寄り添ってくれるように、丁寧に話を聞いてくれました。

 

30分ほど話をした後 待合室に戻り、次は医師の診察を待ちます。

 

●私がリンチ症候群の「遺伝子検査」を受けた理由

 

私の場合、

 

「『なぜ大腸がんになったのか』という理由が知りたい。」

 

これが一番の理由です。

 

大腸がんの要因になるような、大量の飲酒もしないし、

肉より魚派だし、

発酵食品、食物繊維のものが大好きだし、

「大腸がんには縁がない」と思っていたので、なぜ?という思いが強いかったのです。

 

もし生活習慣が発病の引き金になっていたとしたら、私は一体どのように生きていけばいいのか…?!

原因が分からない方が不安なのです。

 

もし遺伝子が原因だとしたら、癌になりやすい…と それはそれで嫌ですが、

原因が分かれば、対処法もあるという事。

 

予防は無理で、対処療法かもしれないけれど、

こまめな検査を受ける事によって、初期の段階で見つかり対処できる。

イコール、もしまた癌が見つかったとしても、初期の段階で治る!

 

原因が分からず、恐る恐る生きていくよりは 断然いい!と思うのです。

 

 

 

最初はそうは思えず、「癌になった」事より「癌になりやすい体質かも」と知った時の方が、ずっとずっとショックでした。

 

内視鏡検査後に癌と診断された時、初めて「リンチ症候群」というものを先生から聞いたのですが、

その後 待合室で軽い気持ちでスマホで検索して…

 

えっ…癌になりやすいって何…?

 

と、スマホを操作した指が止まりました。

 

リンパが腫れやすい、とか

風邪を引きやすい、とか

日焼けしたらすぐ赤くなちゃう、とか

いろんな体質があるけれど…病気になりやすい体質って何?

しかも、よりによって「癌」って!

 

なんて理不尽な!

一生背負って生きていくには重すぎる…

 

など、だいぶネガティブになりました。

 

 

それでも、いろんな先生や看護師さん、入院手続きの方など、話をする方みんなが

「早く見つかって、本当によかったですね!」

と話してくださり、

「あぁ、本当に運がよかったんだなぁ。

あの時健康診断受けていなかったら、癌が進行してしまって、切除するだけじゃ済まなかったかも…」

と前向きに受け止められるようになったのです。

 

 

長くなってしまったので、遺伝の先生との話は次回に◎

 

 

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